【愛媛一人旅】高速バスの1Bから見える景色について

「さて――」ステージから集められた事件関係者を見下ろしながら名探偵は語りだした。

こんにちは、たわら(@Whale_circus)です。

愛媛を一人で旅しています。いま松山駅から宇和島駅に向かう特急列車の中でこの原稿を書いています。

今回は高速バスからの景色について言葉にしておきます。もやもやしたものに形を与えることは完璧にはできません。しかしその行為にはアウトプットだけでなく、そのプロセスも僕に独特の気持ちよさを与えてくれます。

昨日新宿バスタを出発し、朝の6時過ぎに大阪に着きました。気づいたときには体がたがたでした。

例えば、左腕の筋肉が固まり、中指と薬指が右手の半分しか反りませんでした。まあ、それで何が困るというわけではありませんが。

大阪から再び高速バスに乗車して愛媛県は松山を目指します。梅田モータープールから大阪駅JRバスターミナルまでの移動に自身がなかったので(ネットでは15分程度だったが)1時間以上の余裕を持って8時出発の便を取りました。実際には15分程度で移動できたけれど。

空いた一時間を使って軽い朝食とって小説を書いた。7時からやっているスープ屋さんで15分程度小説に向き合った。やはりそれほど集中はできなかった。しかしリズムを切らさないことが何よりも重要です。一文字でも書けばおっけーです。

そしてその高速バスに乗ることになります。松山エキスプレス大阪3号の1Bに。

横に三列あるタイプのバスを選んだ。四列だと体が窮屈ですから。1Bは一列面の真ん中の座席を指します。指定していなかったので、そこだとわかったときにはびっくりしました。

前方には大きなフロントガラスがあるのです。今回お伝えしたいのはそこから見える景色についてです。

景色を眺められないのが当初は残念がりましたが、その席にはその席にしか見えない風景があったのです。

なんとまあ一般乗用車の小さなこと!ミニチュアみたいに左右に動く。トラックも高速バスより小さいので、どことなく気分が良い。バイクにいたっては、その後ろ姿がかっこよい。世界対自分自身という構図を感じさせる。

その乗り物がどれであれ、そこには彼らの人生があります。当たり前のことですね。

ですが、そう感じるためにはある程度の高さがなければいけません。そのような「高さ」に気持ちよさを感じる人がバスドライバーになるのかもしれません。まったく見当はずれかもしれませんが。

もうひとつその座席から見えた新しい景色はです。

なんとまあでかい橋があるもんだ!明石海峡大橋と大鳴門橋のことです。おおきい、高い。天高くそびえる大鳴門橋の白い柱は、ジャンプ漫画BLEACHのソウルソサエティの荒野にありそうだった。

そしてケーブルの太さも圧巻である。神社のしめ縄のように渦を巻き橋を支えている。こんな巨大な建造物をまじまじと見ることはバス旅ならではだろう。そして1Bに座らなければ。

そしてこれからある農家にホームステイしてみかんの収穫をします。この旅のメインイベントだ。楽しみです。

読んでくださったかた、ありがとうございます。

たわら